先日、スターバックスへ行ってきました。
コロナ前、スタバにハマり、昔やっていたコーヒーセミナーを全制覇。カスタマーコーヒーマスターなる称号をいただいたこともある私。
そんな昔、スタバのボトルを買ったらもらえる紙チケットがあり、どのコーヒーも飲める魔法のチケットでした。
そのチケットを持って、はりきってリザーブコーヒーを注文♪ 5枚ほど持ってて、毎年1~2枚リザーブコーヒーに使ってこれが最後の1枚でした。
スタバのリザーブコーヒーと言えば、ちょっと高いコーヒーで目の前で挽いてクローバーという機械で淹れてくれる特別なコーヒーです。高いものだと、2000円近くもします。(1杯ですよ?)
ところが、そのチケットがレジでエラーになり、リザーブでは使えないと・・・。そうだよね、そんなおいしい話がいつまでも続くわけないよね。じゃあ・・と、普通のメニューを提案してくれた店員さん。
ところがところが!普通のメニューでもレジにエラーが。
すると隣にいた先輩らしき店員の男の子が、そもそもこの紙チケットはもう使えなくて、交換時期もすでに終わっているとのこと。
知らなかった・・・。去年の5月で終わってた。確か去年最後に使ったのはそのくらいだったような。
そして、ショックを受けてる私にすまなさそうにその子が言った言葉が
「申し訳ありません、何もできなくて・・・」
いやいや、お知らせを見落とした私が完全に悪いし、店員さんは全然悪くないよ!
なのに、そんな言葉をさらっと言えるってすごいじゃないですか。噂通りスタバは社員教育が行き届いてるのか、その子の資質なのか・・・。同じ接客業として、私ならこんな場面でその言葉が出てくるだろうか?と思ってしまいました。
こんなに若いのに接客のプロじゃないですか。ホントその言葉だけで気持ちがほっこりしました。
店員さんにそんな言葉を言わせてしまった私も相当恥ずかしいですけどね!
リザーブコーヒーを飲み損ねたけど(さすがにコーヒー1杯に2000円は出せませんでしたが)その子の言葉ひとつでこんなにも気持ちが和むんだなぁと、しみじみ接客の大切さを実感した1日でした。